女性用風俗は副業・バイトでも可能?メリット・デメリットや収入の目安について
女性用風俗「女性用風俗のセラピストは副業でもできますか?」という質問をよくいただきます。女性用風俗の仕事は副業でもできますし、いろいろな点で副業向きの仕事なので、掛け持ちで働いているセラピストのほうが多いくらいです。
「会社に副業がバレない?」「身バレしない?」と不安に思う方も多いようですが、少数のポイントに気をつければ、副業バレ・身バレは簡単に防げます。
今回は、女性用風俗の仕事を副業にするメリットや、副業セラピストの稼ぎの目安、副業バレ・身バレの防ぎ方などについて徹底解説していきます。
Contents
女性用風俗の副業・バイトはどんな仕事?
まずは、女性用風俗のサービス内容と働き方、給料の仕組みを紹介します。
女性用風俗のサービス内容
女性用風俗のセラピストは、お客様が指定する場所(ホテルや自宅)に出向いて、性感マッサージのサービスするのが主な仕事です。お客様との会話やスキンシップ(手つなぎ・いちゃいちゃなど)も重要な仕事のひとつです。
「性感マッサージ」とは、「本番行為(ペニスを膣に挿入する行為)以外の性行為」を指します。具体的には、キスや愛撫、クンニなどです。お客様が希望すれば、お客様のほうからセラピストにフェラチオなどの性行為をすることもあります。
セラピストの働き方
専業と兼業で、セラピストの働き方に基本的な違いはありません、
セラピストはお店と業務委託契約を結んで、個人事業主として仕事をします。お店はお客様からの予約が入るごとにセラピストに性感マッサージのサービスを依頼し、セラピストは依頼を受けてお客様のもとに出向く、という流れになります。
セラピストはお店と雇用契約を結んで働くわけではありません。本来、「バイト=パートタイムの雇用契約」なので、女性用風俗の副業はバイトとは言えませんが、「パートタイムの仕事」という意味で「バイト」と表現することがあります。
どれくらい依頼を受けるかは、基本的にセラピストが自分で選べます。1週間分のシフト(出勤日・出勤時間帯)を自分で決めて、前の週か前々週にお店に伝えておく、というルールになっているお店が多いです。
本業やプライベートのスケジュールに合わせて自由にシフトを組むことができます。
セラピストの給料の仕組み
セラピストの給料は完全歩合制です。お客様からいただいた料金のうち、一部がお店の取り分、残りがセラピストの取り分となります。セラピストの取り分のことを歩合といい、セラピストの給料は基本的に歩合だけです。
風俗用語で、キャストの取り分(歩合)のことを「バック」といい、取り分の割合を「バック率」といいます。
新人セラピストのバック率は50~60%が相場で、売れっ子になるほどバック率が上がります(最大で70~80%程度)。副業だからかといってバック率が低くなることはありません。
女性用風俗で働くメリット【兼業・専業共通】
他の仕事を比べて女性用風俗のセラピストにどんなメリットがあるか紹介します。
高単価で稼ぎやすい
女性用風俗のセラピストは、一般的な職業に比べて高単価です。くわしくは後で解説しますが、時給換算で5,000円~7,000円程度になります。
そのため、短時間の出勤でもかなりの金額を稼ぐことができ、本業としても副業としても、高水準の収入が狙えます。
自分のペースで働ける
セラピストは業務委託なので、出勤日や出勤頻度は自分で決められます。
雇用契約の仕事だと、たとえアルバイトでも雇用先の会社・店舗の都合にある程度は合わせる必要があり、希望しない日・時間帯に働いたり、希望よりも多く働いたり(または希望ほど働けなかったり)することがあります。
セラピストなら自分のペースで働けて、本業やプライベートの用事がない隙間時間だけ出勤したり、まとまったお金が必要になったときにがっつり出勤して稼いだりすることも簡単にできます。
性的テクニックやマッサージスキルが身につく
女性は、彼氏や夫との性行為では自分の欲望をはっきり表に出さず、男性の行為を我慢して受け入れ、「気持ちいいフリ」や「イったフリ」をしている場合が少なくありません。男性のほうはそれを本気にして、「自分はテクニックがある」と勘違いしがちです。
セラピストに対しては、女性はもっとオープンに欲望を表し、嫌なことははっきり嫌がります。
セラピストとして活躍するには、女性の本音に応える必要があります。セラピストは女性の本音にさらされ、鍛えられるので、長く続けるほど性的テクニックが自然と向上していきます。
お店によっては、性的サービスに入る前に普通のマッサージ(オイルマッサージなど、リラクゼーションサロンで行うようなマッサージ)を行う決まりになっています。セラピストが個人の判断でオイルマッサージなどをサービスに取り入れることもあります。
そうした場合、性的テクニックだけでなくマッサージのスキルも身につけることができます。
女性に対して細かい気遣いができるようになる
女性用風俗のお客様を満足させるためには、細かい気遣いがかかせません。接客や何気ない会話、性行為などの最中に気遣いを欠いた言動をしてしまうと、女性の気持ちが引いてしまい、満足度がガクンと下がります。
女性への奉仕の気持ちを持って仕事に取り組んでいれば、最初のうちは多少失敗しても、次第にうまく気遣いができるようになっていきます。女性用風俗で濃密な接客経験を積んでいけば、どんな女性に対しても気遣いができる男性になれます。
女性を喜ばせたいという意識が薄く、いつまでたっても気遣いができないセラピストは、たとえイケメンでも、リピートが得られずに淘汰されてしまいます。
自信が向上する
性的テクニックや女性への気遣いを身につけ、女性を喜ばせる体験を多数重ねていくことで、男性として全体的な自信が向上します。
何事にも自信を持って前向きに取り組めるようになり、本業でもよい結果につながるでしょう。
ホストと比べたメリット
女性相手の接客業ということで、ホストとセラピストはよく比較されます。ホストとして働くか、セラピストとして働くか、迷われる方も多いようです。
ホストとセラピストの仕事は、共通する面もありますが、多くの点ではっきり異なります。
ホストは出勤日をお店に合わせなければなりませんが、セラピストは自由です。また、ホストは常勤でないと稼ぎにくいため、副業向きではありませんが、セラピストは自分のペースで働けるので、副業にぴったりです。
その他、ホストと比べてセラピストには以下のようなメリットがあります。
- ホームページに載せる写真で顔出しする必要がない
- 顔出し不要なので、副業バレや身バレが起こりにくい
- 売上・指名数などのノルマがない
- キャスト間の上下関係がなく、個人で働ける
- お酒を飲まなくても稼げる
- ホストクラブには「売り掛け」や「立て替え」の制度があり、お客様の飲食代をホストが肩代わりすることになるリスクがあるが、女性用風俗店にはそうした制度はない
兼業セラピストのメリット
セラピストの仕事は兼業のほうがやりやすい面があります。専業セラピストと比べた場合の兼業セラピストのメリットを紹介します。
本業のおかげで一定の生活は保証される
セラピストの仕事だけで生計を立てるのは、初めのうちは大変です。リピーターが増えて収入が安定してからも、急に指名が減って生活が苦しくなる可能性があります。
兼業なら、セラピストとしての収入が少なかったり急に減少したりしても、本業の収入である程度の生活は保証されます。自分のペースで安定してセラピストの仕事を続けていくことができ、長続きしやすいです。
本業の収入で自分磨きができる
売れっ子セラピストになるためには、服装や髪型、美容、筋トレなどにある程度お金をかけ、自分磨きをする必要があります。
雰囲気を盛り上げるアロマグッズや性的サービスを広げるためのアダルトグッズを導入したり、マッサージのスキルを身につけるために講習を受けたりするセラピストもいます。
駆け出しの専業セラピストにとっては、こうした出費の負担は大きく、自分磨きやサービス向上のための投資をする余裕がない場合が多いです。
兼業セラピストなら、本業の収入で自己投資をして、スムーズに売上向上を図れます。
本業の経験を活かせる
本業が接客やマッサージ、医療系など、セラピストの仕事と関連性のある業種であれば、その経験や知識、スキルを女性用風俗のサービスに活かすことができます。
セラピストの仕事は大人の女性を相手にした接客業で、さまざまな年齢、職業、立場のお客様がいます。
昼職の会社員などの「堅い仕事」を本業にしている人は、社会人としてのマナーや立場に合わせた言葉遣いが自然と身についているので、好印象を持たれやすいです。
セラピストとしての経験を本業に活かすことも可能
セラピストはさまざまなお客様を相手に密度の濃い接客を行います。性的な面だけでなく、コミュニケーションの面でもたくさんの経験を積むことになります。場合によってはマッサージなどのスキルも身につきます。
業種によっては、そうした経験やスキルを本業の業務に活かすこともできるでしょう。
兼業セラピストを好むお客様も多く、売りになる
女性用風俗のお客様のなかには、専業セラピストよりも兼業セラピストを好む方も多く、兼業であること自体が売りにもなります。
兼業セラピストが好まれる理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 社会人としてのマナーや言葉遣いが身についていて、気遣いができそう
- (働く女性の場合)日頃の生活に共通点があり、話が合いそう
- 出勤が少ないので独占しやすい(他のユーザー女性の影がちらつかない)
- 本業で正社員などの地位を持っている男性のほうが、専業セラピストよりも社会的ステータスが高く感じられる
女性用風俗の副業で稼げる収入の目安
ここでは、具体例をあげながら、副業セラピストの収入の目安を解説します。
副業セラピストの時給
セラピストの給料は時間給ではありませんが、一般的なアルバイト・パートと比較するため、時給換算でどれくらいになるか考えてみましょう。
女性用風俗の料金は、コース料金とオプション料、指名料、交通費、深夜料金などからなります。平均すると、1時間あたり合計10,000円程度が相場です。
バック率60%とすると、10,000円の売上で6,000円がセラピストに入ります。
女性用風俗では2時間~3時間のコースが標準的です。2時間コースの取り分は「6,000円×2=12,000円」、3時間コースなら「6,000円×3=18,000円」になります。
セラピストは自宅などで自由に待機できるので、「仕事の時間=コース時間+プレイ前のカウンセリングの時間(5~10分程度)+移動時間」と考えられます。
移動・カウンセリングに30分(0.5時間)かかるとすると、2時間コースの場合の時給は「12,000円÷2.5=4,800円」、3時間コースの時給は「18,000円÷3.5=約5,143円」となります。
売れっ子になればバック率が上がり、時給も高くなります。同じように計算すると、バック率70%なら「3時間コースの時給=6,000円」、バック率80%なら「3時間コースの時給=約6,857円」です。
これほどの高い時給を得られる副業は、風俗以外ではなかなかないでしょう。
副業セラピストの月収
例えば、週1回、本業が休日のときに出勤し、2時間コースと3時間コースが1本ずつ入ったとすると、週給3万円です。月4回の出勤で月給は12万円、5回なら15万円ほどになります。
週2回、平日(本業がある日の終業後)と休日に出勤し、3時間コースが計3本入ったとすると、週給54,000円。4~5回の出勤で月給22~25万円程度になります。
もう少し出勤を増やせば、副業月収30万円台も難しくありません。
以上はバック率が60%の場合です。新人のバック率でも、副業として十分に稼げることがわかります。
バック率が上がれば、副業月収50万円も狙えます。
女性用風俗で副業をするデメリット
女性用風俗の副業にはいくつかデメリットもありますが、事前にポイントを把握して対策しておけば、大きな問題となることはありません。
専業に比べて集客の範囲が限られる
兼業セラピストは出勤できる時間が限られるため、専業セラピストに比べると集客の範囲が限られます。
例えば、本業が平日昼間勤務・土日休業の場合、平日昼間を中心に利用するお客様とは時間が合いにくいです。
とは言え、平日夜にはお客様が少ないというわけではなく、働く女性などの間では平日夜の利用も人気です。女性用風俗のお客様は多様で、どの曜日・時間帯にもニーズがあるので、兼業だからといって集客が極端に難しくなるというわけではありません。
また、先ほど述べたとおり、兼業セラピストを好むお客様も多いので、集客の範囲が多少限られても、大きな問題にはなりません。
売れっ子の専業セラピストと同じレベルの収入(50~100万円)を目指すのであれば、かなり苦労するかもしれませんが、目標が数十万円以内であれば、問題ないでしょう。
帳簿付けや税金の申告が必要になる
セラピストは個人事業主なので、税金の申告が必要になります。
副業の年間収入が20万円を超える場合は、所得税の確定申告を行います。所得税の確定申告を行えば住民税の申告も自動的に処理されます。
副業の年間収入が20万円以下の人は、所得税の申告は不要で、住民税の申告だけ行います。
本業もフリーランスなどであれば帳簿付けや税金申告はおなじみのことですが、雇用されて働いている人は新たな作業が必要になるので、最初のうちは多少負担に感じるかもしれません。
可能性は低いが、副業バレ・身バレする場合がある
本業の会社で副業が禁止されている場合は、副業が会社にバレて困るリスクがあります。
また、風俗の仕事では身バレの問題があります。風俗の副業では、「副業バレが身バレにつながり、身バレが副業バレにつながる」という可能性もあります。
とは言え、税金の申告でちょっとした注意点を守れば副業バレは防げますし、ホームページに載せる宣材写真で顔を出さない(または写真そのものを掲載しない)ようにすれば、身バレの可能性はほとんどなくなります。
副業バレ・身バレを防ぐための細かなポイントについては、後ほどくわしく紹介します。
女性用風俗との兼業がしやすい職業としにくい職業
セラピストの仕事は時間が自由になるので、本業がどんな業種であっても、基本的には兼業が可能です。
本業の業種によって、兼業のしやすさは多少変わります。ほんの一部、女性用風俗店が採用対象外にしている業種や、副業がバレたときに重い処分が下される業種があります。
業種を問わず、社員の副業を就業規則で禁止している会社がありますが、そうした会社でも、本業に影響のない副業なら大きな問題にならないことが多いです。
女性用風俗との兼業がしやすい職業
仕事の時間を自分で決められる職業や、勤務時間が一定の職業は、女性用風俗との兼業がとくにしやすいです。
具体的には以下のような職業です。
- フリーランス:本業自体が自由なので、副業をしやすい
- 残業がない仕事:副業の時間を多く確保でき、本業の終了時間が確定しているので副業のシフトが組みやすく、本業の都合による予約キャンセルも生じにくい(残業が多い仕事では、予定外の残業が入って、お客様の予約をセラピスト都合でキャンセルしなければならなくなる場合がある)
- パートタイム:正社員よりも副業の時間がとれ、勤務日・勤務時間もある程度選べる
接客業やマッサージ業も、本業の経験が活かせるという意味で、セラピストとの兼業がしやすい職業と言えます。
公務員は女性用風俗の兼業がしにくい
公務員は、営利目的の副業が禁止されており、バレれば重い懲戒処分が下ります。処分は数か月程度の減給や停職が多いですが、重度の場合は免職もあり得ます。
減給や停職でも、職場にいづらくなったり、昇進の道が絶たれたりすることから、自主退職に追い込まれることがあります。
実際には、公務員でもセラピストの副業をしている人はかなりいます。副業バレや懲戒のリスクは結局は自己責任なので、公務員でも受け入れるお店はありますし、本業を隠して登録するセラピストもいるでしょう。
公務員とは契約しないと明言しているお店もあります。
ホストは兼業NGのお店が多い
ホストは、セラピストの仕事と相反する面があるため、女性用風俗店では採用してもらえない場合が多いです。
ホストの仕事はホストクラブにお客様を呼んでお金を使ってもらうことなので、お客様と店外で会ったり性交渉をしたりしても、問題ありません(お店の売上につながるなら、むしろ推奨されます)。
女性用風俗の場合、セラピストとお客様がお店を通して会うことで、利益が生まれます。セラピストがお店を通さずにお客様と会ったら、その分だけお店の利益が減ります。お店からしたら、セラピストがお客様を奪った、ということになります。
セラピストとお客様がお店を通さずに会うことは「裏引き」と呼ばれ、重大なルール違反です。
セラピストとホストを兼業すると、セラピストの仕事で知り合ったお客様を自分の所属するホストクラブに連れて行く、ということが自然に起こります。それだけでなく、お客様と店外で会って関係を深める、という流れになりやすいです。
逆に、ホストクラブで担当しているお客様を女性用風俗のサービスに誘導する、という流れはあまり起きにくいです(たとえ起きても、そのうち店外で性交渉することになりがち)。
また、ホストは顔出ししている場合が多いので、たとえセラピストがホストであることを隠していても、お客様の方で在籍ホストクラブを見つけてしまう可能性があります。
女性用風俗店にとっては損につながりやすいので、ホストとの兼業はNGにしているお店が大半です。
「副業禁止」の会社に勤めている場合は?
就業規則で「副業禁止(発覚したら懲戒処分)」としている会社がありますが、憲法で「職業選択の自由」が保障されているので、無制限に副業を禁止できるわけではありません。
実際に副業を禁止して懲戒処分の対象にできるのは、本業に悪い影響が生じるケースに限られます。
セラピストの仕事で言えば、例えば以下のようなケースです。
- 本業の勤務時間中にセラピストの営業活動(SNS投稿やお客様とのコミュニケーションなど)をしていた
- 外回り営業で外出している間やテレワークの勤務時間中に、セラピストの仕事もしていた
- 深夜や早朝にセラピストの仕事をして、疲れや眠気のために本業の能率が下がったり、遅刻や欠勤を繰り返したりした
本業への影響が生じていないのに、副業をしたというだけで懲戒処分を受けた場合、民事訴訟で会社を訴えれば、処分の取り消しや損害賠償を勝ち取ることができるでしょう。
厚生労働省も副業を推奨するようになり、副業禁止には制限があるという認識が社会に広まったので、本業に影響のない副業であれば容認する会社も増えてきています。
自分の会社の就業規則を確認してみてください。副業容認の会社であれば、本業に影響がない限り、処罰はされませんし、とがめ立てもされないでしょう。
ただし、風俗の仕事では副業バレが身バレにつながって、会社にいづらくなるようなことも考えられるので、副業のことは隠しておくのが無難です。
副業を全面禁止にするような古い就業規則のままにしている会社もありますし、法律などおかまいなしに懲戒処分を下す会社もあります。
就業規則で副業を禁止している会社に勤めている場合でも、本業に影響がないように注意しておけば、懲戒処分を避ける(裁判で覆す)ことは可能です。とはいえ、面倒を避けるため、副業がバレないように対策をしておくのがおすすめです。
副業バレ・身バレ対策のポイント
最後に、副業バレや身バレを防ぐための対策をまとめておきます。
副業バレ対策のポイント
副業バレは以下の3つの要因で起こることが多いです。
- 住民税徴収
- 告げ口・噂話
- 身バレ
副業を持つ人の住民税については、「本業と副業を合わせた収入で住民税を計算し、本業の会社が住民税を天引きで徴収する」という制度があります(特別徴収)。これをされると、本業の経理担当者などに収入が増えたことを気づかれ、副業バレにつながります。
副業が雇用契約の場合、自動的に特別徴収の手続きが行われるので、避けることはできません。
副業が業務委託契約の場合、副業の税金申告をする際に、確定申告書(住民税申告書)にある「住民税の徴収方法の選択」という欄で、「自分で納付」を選べば、特別徴収を避けられます。間違って「給与から差引き」を選ぶと、特別徴収が行われてしまいます。
告げ口や噂話で会社に副業のことが伝わってしまう場合がありますが、これは本人の軽はずみな行動がもとになっていることが多いです。「親しい同僚に副業のことを漏らす」「急に金遣いが荒くなったり高級品を身につけ出したりする」「居眠りや遅刻、欠勤が増える」といったケースです。
本業をおろそかにせず、親しい人にも副業のことは話さず、本業関係者の前では副業開始前と同じように振る舞うよう心がけましょう。
セラピストとして活動していることを本業関係の人に知られてしまい、身バレから副業バレにつながることがあります。身バレ対策については次の節で解説します。
身バレ対策のポイント
身バレを防止するには以下のような点に注意してください。とくに写真が重要です。写真に関して慎重に対策をすれば、身バレはほぼ完全に防げます。
- プロフィールに写真は掲載しない
- 写真を掲載する場合は、個人特定につながるものは写さないか隠す(顔、特徴的な髪型、ほくろ・タトゥー類、本業やプライベートで使う持ち物、自宅・会社の建物や室内、など)
- プロフィールやSNS投稿、お客様との会話などで、本業やプライベートに関することは極力触れない
- 服装や髪型を本業のときとは別にする
- 自宅や本業の会社に近い地域への派遣はNGにする
まとめ
女性用風俗のセラピストは、高額の副業収入を得たい方や、短時間だけ副業して効率よく稼ぎたい方にはうってつけの仕事です。
副業バレ・身バレも、税金申告や写真などに注意すれば、簡単に防げます。
セラピスト専業の人よりも、本業が別にある方のほうが自分のペースで安定して続けやすいので、ぜひ気軽に女性用風俗の仕事に挑戦してみてください。